6カ月にわたる医療休養を取っているApple最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏が、2カ月前にテネシー州で肝臓移植を受けていたという。Wall Street Journal(WSJ)が米国時間6月19日に報じているが、情報源は明らかにされていない。
2009年に入ってから、Jobs氏はカリフォルニア州から、臓器移植を希望する患者の順番待ちがより少ないテネシー州に転居すると報じられていた、と同記事は述べている。Jobs氏が1月に、6カ月の医療休養のために日常業務から離れることを発表した際、Bloombergは、同氏が肝臓移植を検討していると報じた。Jobs氏は当時の電話インタビューで、自身の健康状態についてコメントを拒否していた。
Appleから即座のコメントは得られなかったものの、Appleの関係者はWall Street Journalに対し、Jobs氏は「これまで通り、6月末に復帰することを心待ちにしている。これ以上、お伝えすることはない」と述べている。
Jobs氏は、約6カ月の医療休養の後、6月にAppleに復帰する見込みとなっている。Jobs氏は1月、ホルモンバランスの不均衡の回復に専念するため、最高経営責任者の職務から一時的に離れることを発表した。一部では、Jobs氏の復帰を、新しい「iPhine 3G S」の発表のため6月に入ってから開催されたWorldwide Developers Conference(WWDC)に合わせるのではないかという期待があったが、実現しなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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