このような複数回の訪問に対して、「広告」と「ウェブサイト」の施策が別々に走っていては成果の最大化は見込めません。
サイトの中だけを見て改善を進めるのではなく、「どのような手段でユーザーに初回接触を行うか」に始まり、「いかにユーザーに再訪し、最終的なコンバージョンへと導くか」まで、サイトの外部の集客手段も含めた「一気通貫型」シナリオ設計が必要です。
ユーザーの立場からすれば、広告を目にしたその瞬間からすでに商品検討のプロセスがスタートしているということを忘れてはいけません。
この例では、「投資信託」「資産運用」といったまだ初期検討段階のユーザーに対しては積極的にサイト内のコンテンツへ誘導して自社について詳しく知ってもらうことを目的とし、ビッグワードの検索状況に応じた広告受けページを用意しています。
しかし、その後意欲が醸成され、「ビービット銀行」と指名検索を行って訪問してくるユーザーは前提となる検討内容が異なるため、今度はコンバージョンへの誘導に特化したページを用意し、口座開設への最適化を図っています。
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