Research In Motion(RIM)は現地時間6月18日、2010会計年度第1四半期(3月-5月)決算を発表した。景気悪化の中で780万台の「BlackBerry」を販売し、同四半期の決算予測を上回って引き続き好調な結果を出した。
同四半期の売り上げは前年同期比53%増の34億2000万ドルで、アナリスト予想の34億3000万ドルとほぼ一致する結果となった。ストックオプションの件(日付改ざん問題で生じたと思われる支払い)と税制変更によって一時的に増加した税金関連の特別費用を除外すると、純利益は5億6440万ドル(1株あたり98セント)だった。Thomson First Callによれば、アナリスト予想の平均は1株あたり94セントとなっていた。
RIMは同四半期にBlackBerryの新規契約者380万人を獲得したが、これは前四半期の新規契約者390万人より若干少なかった。
第2四半期に入って競合する「Palm Pre」がすでに発売され、19日には「iPhone 3G S」の発売も控えていることから、RIMは第2四半期の売り上げを34億5000万ドルから37億ドル、1株あたりの利益を97セントから1.03ドルと見積もっている。アナリスト予想では売り上げ36億1000万ドル、1株あたりの利益97セントとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス