Wolfram|Alphaは、Googleのような検索エンジンというよりか、インターネットにある情報の「コンピューテーショナルナレッジエンジン」というようなサービスである。同サービスが、将来に向けて計画されていた大幅なアップデートを実施した。これらのアップデートは、見た目上、つまり、新しいインターフェースに関するものではない。ナレッジベース内のコアコードやデータに対するアップデートとなる。同社のブログでは次のように説明されている。
Wolfram|Alpha内では新たなデータフローが刻々と発生する。われわれは常に、システムに対するコアコードやデータの開発について、懸命に取り組んでいる。事実、社内的には、完全に新しいバージョンのシステムを毎日開発している。しかし、このバージョンを一般使用向けに公開する前に、厳しい検証と試験を実施している。(中略)今日、われわれが進めている長期にわたる開発プロセスにおける第一歩として、Wolfram|Alphaのコアコードとデータに対する初めての全体的なアップデートを適用する。
同社は、合計で1850の「コードコミット」をリリースし、591の「コードファイル」を変更した。全体で、約110万のデータ値がこのアップデートで何らかの影響を受けると同社は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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