タムロン、焦点距離16-37mmの超広角ズームレンズ、ソニーとペンタックス用

 タムロンは6月1日、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ専用の超広角ズームレンズ「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 DiII LD Aspherical[IF](Model B001)」のソニー用とペンタックス用の2機種を、6月12日に発売すると発表した。価格はともに7万1400円。

 35mmフィルムカメラ換算で16−37mm相当と、デジタル一眼レフ専用の超広角ズームレンズとして幅広い焦点レンジをカバーする。

 レンズ構成は9群12枚。大口径ガラスモールド非球面レンズ1枚、複合非球面レンズ3枚を使用し、球面収差、コマ収差、ディストーションなどの諸収差を補正。さらに、LD(異常低分散)レンズ2枚を採用し、高画質化の阻害要因となる軸上および倍率色収差も補正する。

 ズームによる収差変動の影響も考慮し、画面中心から周辺まで撮像素子に入射する光の角度を一定の範囲内に収めるよう考慮した光学設計を採用。また、ワイドズームの画質で気になる周辺光量の低下を大幅に抑制した。

 最短撮影距離は0.24m、最大撮影倍率は1対5.1。絞り羽根は7枚で、最小絞りはF22。フィルター径は77mm。本体サイズは最大径83.2×全長86.5mmで、重さは406g。そのほか、花形フードが付属する。なお、ニコン用とキヤノン用は既に発売済み。

タムロン=http://www.tamron.co.jp/

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