ワープロソフト「一太郎」やカナ漢字入力ソフト「ATOK」を手掛けるジャストシステムの人気が高まっている。継続企業の前提に対する疑義の注記が付くなど、財務面に不透明感が高まり、信用不安まで取りざたされていた銘柄だが、経済環境が混迷するこの時期に株式市場で存在感を高めてきている。
大赤字を計上し続ける実態面の苦戦を受け、株価はジリ安基調が続いてきた。2008年10月には株価が100円台を割り込む場面もあった。停滞続きの展開が変わったのは4月初旬。東証1部に上場するFAセンサーなどを手掛けるキーエンスを割当先とする第三者割当増資を発表した。
ジャストシステムはキーエンスに対して2823万株の新株発行を行い、約45億円を調達。増資後はキーエンスがジャストシステム株の43.96%を保有する筆頭株主となり、キーエンスの持ち分法適用会社となる。
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