フィンランドのNokiaは現地時間5月26日、「Ovi Store」を正式に公開した。これは、「iPhone」向けの「App Store」や「Android」搭載スマートフォン向け「Android Market」といったサービスに対する、Nokiaからの回答だ。Ovi Storeがオンラインのカタログを用意することで、開発者は自身のアプリケーションを掲載でき、ユーザーはこれらを容易にダウンロードしたり購入したりできる。
Ovi Storeは、50種類以上のNokia製デバイスに対応しており、ブラウザでstore.ovi.comを訪問したり、スタンドアロンのアプリケーションを携帯電話にダウンロードしたりできる。われわれは「Nokia E71」で同ストアを試してみたが、ブラウザとアプリケーション経由の両方で利用できた。最初にインストールに成功したゲームのせいでE71はクラッシュしたが、これはOvi Storeの問題ではなくアプリケーションの問題だと思われる。
Ovi Storeは有料アプリケーションも提供しているが、われわれが試そうとした途端、同ストアの動きが遅れ始めた。おそらく公開初期によくある問題の表れだろう。なおNokiaは、9カ国(大半が欧州だが、オーストラリアとシンガポールも含む)において、各国の居住者に対し、標準のクレジットカード請求とは別に携帯電話事業者を通じてアプリケーションを支払えるオプションを備えた独自のOvi Storeを展開している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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