Engadget Mobileは、AT&Tの社内文書を数通入手した。そのうちの1通は、「Lancaster」と呼ばれるHTCの新しい「Android」搭載機器に関するものだった。「HTC Dream」と同様に、このモデルもスライド式キーボードを搭載しているが、正面から見た感じは、それよりも新しい「HTC Magic」のデザインによく似ている。
仕様書によれば、Lancasterは、HSDPA接続やBluetoothに対応しているほか、3メガピクセルのカメラも備えているようだ。ディスプレイの解像度は240×320ピクセル(QVGA)のようである。ほかのAndroid搭載携帯電話がすべて480×320ピクセル(HVGA)の画面を搭載していることを考えると、これは予想外である。Android搭載携帯電話にQVGAディスプレイを採用したら、ユーザーは非常にがっかりするだろう。
Lancasterには、HTC独自のソーシャルメッセージング用ユーザーインターフェースも搭載される見込みだ。これは、私たちが「HTC Hero」のファームウェアビデオで目にした、Androidの変更点のことを指しているのかもしれない。
このリーク情報によると、Lancasterは米国での8月の発売を目指しているようだ。従って、近いうちに、正式発表があるかもしれない。今のところは、HTCからの正式な情報を待つほかなさそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス