毎年ラスベガスでConsumer Electronic Show(CES)を主催する全米家電協会(CEA)は米国時間5月21日、Apple関連の展示セクションを、当初の4000平方フィート(約370平方メートル)から、2万5000平方フィート(約2320平方メートル)まで拡大すると発表した。
同セクションは、「iLounge Pavilion」と呼ばれることになり、Mac、iPod、iPhoneに関連した製品群の展示スペースとなる。2010 CESでは、Apple製品で利用するアプリケーションのための展示セクションも、初めて設けられることになる。
CEAによれば、当初の4000平方フィートの展示スペースは、商品やサービスの展示を希望する小売業者、開発者、アクセサリ製品メーカー向けに売り出されたものの、発表後、わずか数日で完売したという。それゆえ、新たに展示スペースの拡大を決定するに至っている。
Appleが、1月に開催された2009 Macworld Conference & Expoを最後に、同イベントへの参加を打ち切るとのアナウンスの後、同時期に開催されるCESに、同社が登場することを決定するのではないかとの推測が流れていた。
しかしながら、新たにApple関連のセクションを設けるとの発表を、1月にCEAが行ったにもかかわらず、いまだAppleは、2010 CESに参加するかどうかについて、なんらコメントしていない。Appleが、これ以上はMacWorldに参加する必要がないと発表した理由からすると、何千社もの展示企業の1つとして、CESのようなイベントに参加することも、敢えて同社は選択しない可能性があるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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