総務省は5月21日、2003年度から5年間で報告された電気通信サービスにおける通信障害の発生状況をまとめた報告書を公表した。
報告書によると、2008年度に発生した通信障害は重大な事故18件を含む計189件で、過去5年間で過去最高を記録した。年度ごとの推移では、特に2007年度以降の増加が著しく、2006年度の69件から2007年度には151件、2008年度は189件と急増している。
一方、事故の発生要因を見た場合、2008年度は189件のうち101件が「設備要因」を占め、次いで「外的要因」(67件)が多かった。
サービス別では、「固定(データ)」が2007年度の35件から2008年度は67件に、「携帯(音声・データ)が同21件から34件へと増加している。
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