ウェブマネーがストップ高--巣ごもり消費を背景にオンラインゲーム市場が活性化

 ジャスダックNEOに上場する電子マネー「WebMoney(ウェブマネー)」のウェブマネーが5月11日、買い注文を集めて値幅制限いっぱいとなるストップ高に買われた。2007年末に鳴り物入りで株式公開したベンチャー企業だが、株式公開後の業績成長鈍化見通しを受けて株価が急落していた。

 ウェブマネーは5月8日、2009年3月期業績計画の上方修正を発表した。非連結売上高は従来予想383億円から394億円(2008年3月期実績比21.6%増)へ、経常利益は同4億1000万円から4億8000万円(同17.2%減)へ修正。オンラインゲーム加盟店や、下期から開始したパートナーブランド電子マネーの販売が好調だった。2008年3月期比ではまだ減益だが、効率的な会員獲得により販売促進費も抑制でき、利益率が改善している。

 広告ソリューションサービスの「ウェブマネーポイントパーク」の利用者が拡大しており、クレジットカードによる安全性を訴求したサービス「ウェブマネー ウォレット+」といった新事業も順調な立ち上がりとなっている。「ウェブマネー ウォレット+」は2008年10月の事業開始から3か月で会員が1万人を突破した。

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