パイオニアは5月7日、ポータブルカーナビ「エアーナビ」シリーズにおいて、「AVIC-T20」を発売した。通信モジュールを内蔵し、専用コンテンツをウィジェット方式で表示できるという。6月下旬に発売される。価格はオープンだが、店頭想定価格は5万から6万円程度だ。
AVIC-T20は、周辺登録スポット、ガススタ価格情報、周辺おすすめ情報などの通信コンテンツを、地図上に専用アイコンで表示できるというウィジェット機能を内蔵した。専用アイコンをタッチすると、地図と情報をリスト化した画面に遷移し、詳細情報を表示。同社によると、動的な通信コンテンツの情報を直接見られるカーナビ初の機能とのことだ。
本体には5.8型のワイドモニタを採用。4Gバイトのフラッシュメモリを備え、ワンセグチューナーも内蔵する。サイズは高さ98.8mm×179.5mm×奥行き32.5mmで、重量は500g。吸盤タイプのモニター取り付けスタンドが付属するほか、オプションとして取付け金具「AD-V1」(価格:3150円)、載換キット「AD-T20」(価格:8400円)なども用意されている。
なお、現行機「AD-T10」にウィジェット機能などを追加するバージョンアップサービスも実施している。USBケーブルを用いてダウンロードする、エアーナビマップType? Vol.2・ダウンロード版「CNVU-A200DL」(価格:1万5750円)、SDカードを購入し更新する、エアーナビマップType? Vol.2・SD 更新版「CNSD-A200」(価格:1万8900円)のほか、エアーナビ通信サービス加入ユーザー向けの「地図得」サービス(価格:5250円)が用意されているとのことだ。
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