Appleの最高執行責任者(COO)であるTim Cook氏は電話会議で、米国内の多くの州が財政危機に直面しており、教育関係の顧客への出荷が現在、低調になっていると述べた。同社はまた、Appleのハイエンド向けMacである「Mac Pro」や「MacBook Pro」の出荷は同四半期中に低下したが、コンシューマ向けMacはまずまずの調子を維持したと述べている。
iPodのラインアップは、新モデルの「iPod shuffle」リリースにより、明らかに販売台数は増加し、Appleは、(第2四半期中に)アナリストの予測を上回る、およそ100万台のiPodを販売した。iPodの出荷台数は、前年同期比で3%増となったものの、売り上げは16%減を記録しており、iPodのラインアップの中でも、79ドルのiPod shuffleの売り上げが、通常よりも大きなシェアを占めたことが示唆されている。
Cook氏は、「iPod touch」の販売は、前年と比べ倍になったと述べ、AppleはiPhoneとiPod touchをあわせて3700万台販売したと語った。Appleは3月、発売後この2機種は合計で3000万台販売したと述べていた。
さらに、米国時間4月21日に事前に予想されていた通り、Appleは、379万台のiPhoneを(第2四半期中に)販売した。この数字は、同四半期中にAT&Tでアクティベートされた携帯電話番号の数に基づき、Piper JaffrayのGene Munster氏が出していた予測と合致している。iPhoneの出荷台数は、前年同期を大幅に上回ったものの、前期のホリデーシーズンに記録した販売台数からは下落している。
Steve Jobs氏の復帰に関する最新情報についてコメントを求められると、Oppenheimer氏は同社のいつも通りの声明を繰り返した。「われわれは、Steveが6月末にAppleへ戻ってくることを楽しみにして待っている」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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