トレンドマイクロは4月21日、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPSP(PlayStation Portable)向けに、2つのウェブセキュリティサービスの提供を開始した。全世界で発売されているPSPが対象で、12言語のユーザーインターフェースを用意。PSPのシステムソフトウェアバージョン5.50のアップデートの一部として、世界同時にサービスを提供する。
提供するのは子供が有害サイトへアクセスするのを防ぐ「トレンドマイクロ キッズセーフティ for PSP」と、アカウント情報の詐取などを防ぐ「トレンドマイクロ ウェブセキュリティ for PSP」の2種類。ともに試験提供という位置付けで、7月末まで無料で提供される。
トレンドマイクロ キッズセーフティ for PSPは、PSPからサイトにアクセスする際に、URLフィルタリング技術を利用して特定のカテゴリに分類されるサイトへのアクセスをブロックする。これにより、子供が有害サイトを閲覧するのを防ぐ。
トレンドマイクロ ウェブセキュリティ for PSPは、PSPからサイトにアクセスする際に、ドメイン名からサイトの安全性を評価する「Webレピュテーション」のデータベースを参照し、詐欺サイトなどの悪質サイトへの接続をブロックするもの。これにより、アカウント情報やパスワードの詐取を防止する。
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