仮想空間のコンテンツの著作権保護のルールづくりに総務省が実証実験

 総務省が、3次元仮想空間におけるコンテンツの著作権保護に向けた仕組みづくりに着手する。2009年度に仮想空間におけるデジタルコンテンツの流通動向を調査・解析するための実証実験をし、ガイドラインの策定を目指す。

 実証実験は、総務省の2009年度「サイバー特区」事業として実施。登録したクリエイターに、さまざまなコンテンツのライセンスを開放し、2次、3次コンテンツを、複数の仮想空間に同期・非同期で配信するという。コンテンツがその後たどる流通過程を調査・解析することにより、著作権保護の課題や権利者のための利益還元の仕組みを検討する。

 総務省では、2009年度の予算成立後に、実証実験の実施事業者選定のための一般競争入札を実施。2009年度中に同事業を開始し、ガイドラインを策定するとしている。

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