IEEE 802.11n/i準拠の無線LANサービス、ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供

 ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2、旧アッカ・ワイヤレス)は4月20日、IEEE 802.11n/i対応の無線接続サービス「Wi2 300」を開始した。丸の内エリアにある丸ビル、新丸ビル、丸の内オアゾの3つのビルで提供する。

 IEEE 802.11nは理論値で最大300Mbpsの通信が可能な規格。また、802.11iはWEPの脆弱性を含めた無線LANのセキュリティを強化するために策定された、セキュリティに関する標準。暗号化にはWPA2で使われている方式「AES(Advanced Encryption Standard)」を用いる。

 ライブドアやソフトバンクテレコムなど、既存の各公衆無線LAN通信事業者とローミングし、全国約6100カ所のアクセスポイント(AP)が利用できるという。また、位置情報連動サービス開始する。第1弾として、ユーザーの位置情報に基づいて、店舗やイベントの情報を提供するとのことだ。

 対応端末はノートPC、iPhone 3G、iPod touch、Windows Mobile、ニンテンドーDS、PSP。利用料金は月額基本料が105円、通信料は1パケット0.0015円の従量課金で、基本料と合わせて上限980円で使い放題になる。ただし、7月31日までに加入した場合は、キャンペーン料金として月額基本料0円、月額最大490円で使い放題にするとしている。

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