東芝は4月20日、ノートPCの夏モデルとして、dynabookシリーズ、Qosmioシリーズなど11機種31モデルを発表した。4月24日より順次発売する。
夏モデルでは、東芝が持つ強みを活かし、独自の映像専用エンジンTOSHIBA Quad Core HD Processor「SpursEngine」をフラグシップAVノート「Qosmio G50」ほかスタンダードAVノート「Qosmio F50」に搭載した。
専用のアルゴリズムにより画質を改善する機能を搭載し、フレーム数や画素数が少なく、ノイズが多いインターネット動画の映像でもなめらかな映像を再生できるという。
Qosmio G50には、18.4型ワイドFHD液晶(16対9)を搭載した。価格は26万円前後より。Qosmio F50は、21万円前後。
「dynabookシリーズ」には、新たにネットブック「dynabook UX」が登場した。これまで同社のネットブックは「NB100」としてdynabookとは別のラインアップとして位置づけられていた。いよいよdynabookブランドを冠した製品となり、東芝が本格的にネットブックに取り組み始めたことが伺える。
バッテリ駆動時間は約4時間、オプションの大容量バッテリ装着時では約10時間という。ボディカラーは「スノーホワイト」「サテンブラウン」の2色だ。重さは約1.18kg。dynabookシリーズの特長を活かし、独自技術の「東芝ハードディスク(HDD)プロテクション」や「東芝USBスリープアンドチャージユーティリティ」ほか、電子辞書としていつでもどこでも利用できる旺文社の英和中辞典、国語辞典など4つの辞書を内蔵した「デ辞蔵PC」といった実用ソフトも搭載している。
CPUはインテルAtomプロセッサ N280(1.66GHz)、メモリは1Gバイト。HDDは160Gバイトで、10.1型ワイドWSVGA液晶(省電力LEDバックライト)、ウェブカメラを搭載した。OSはWindows XP Home Editionだ。価格は「Microsoft Office Personal 2007 2年間ライセンス版」モデルが7万円前後、Officeなしモデルがモデルが6万円前後。
このほかにも、基本性能を充実させ、使い勝手のよさを追求した「dynabook TX、AX、EX、NX、CX」、オンラインゲームを快適に楽しめる「dynabook Qosmio GX、FX」、軽く長時間駆動と堅牢性を特徴とする「dynabook SS RX2」も発表。
いずれのシリーズも、NTTの光回線を利用して多チャンネルの放送やビデオ・オン・デマンドサービスを提供する「ひかりTV」に対応したほか、HDDの大容量化、先進CPUの搭載など、性能の向上を図った新商品としている。
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