「Windows Mobile 6.5」搭載端末は、2009年後半まで登場しないと依然思われている。しかし、Microsoftでは、同OSを5月に披露する準備が整ったようだ。
Electronistaは先々週、新モバイルOSの「ローンチ」が5月11日開催のTechEd 2009で予定されていると記した投稿を、Microsoftの「Windows Mobile」ブログで見つけている。「ローンチ」の意味は、ビジネス界において実に多様だ。しかし、今回の場合、Microsoftが意味しているのは、「製造行程向けリリース(RTM)」(端末メーカーが試験および認定作業を実施できるよう提供される製品)としてのマイルストーンだと思われる。
Microsoft関係者に、5月に発表またはデモが行われる製品について説明を求めたが、すぐには回答が得られなかった。Microsoft最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏は2月、「Windows Mobile 6.5」についてMobile World Congressで話をしており、新しいソフトウェアを搭載した端末は2009年後半まで登場することはないと述べていた。
アップデート米国時間4月17日午後4時15分:Microsoftは、Windows Mobile 6.5とTechEd 2009について、次の声明を発表した。
「われわれは、次世代Windows端末用ソフトウェアについて企業顧客と開発者と話ができる機会として、TechEdを楽しみにしている。われわれは、2009年後半に市場に登場予定の新しい端末について、企業顧客と開発者が計画している考えを開始するために多くの情報を得る助けとなるようなセッションをいくつか用意している」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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