ネット広告代理店のオプトと、同社グループ会社でSEOサービスを手掛けるクロスフィニティ、モバイル向け配信プラットフォームを展開するアイ・ブロードキャストの3社は4月16日、企業のモバイルサイトを構築、運用するサービスにおいて業務提携したと発表した。20日よりサービスパッケージを販売し、モバイルサイトの試験運用から全面リニューアルまでを支援する。
オプトによれば、企業のモバイルサイトはHTMLで作られたテキスト型から、検索や閲覧性に優れたFlash型に移行しつつあるという。このため3社は、モバイルFlashサイトの広告効果測定、サイトのログ解析、SEO対策とモバイルFlash自動生成ソフトウェアをまとめたパッケージを販売する。
オプトでは、同社のシステム「ADPLAN mobile」「ADPLAN SP mobile」を使って、企業のモバイルサイトの企画を立案、構築する。ADPLAN mobileとADPLAN SP mobileは、モバイルサイトの広告効果の測定や、サイト内のログ解析などができるシステムだ。ここで得たデータを使って、費用対効果の最大化を図るという。
クロスフィニティは、オプトとアイオイクスが2006年、共同で設立したウェブコンサルティング会社だ。クロスフィニティでは、検索結果の上位にサイトが表示されるようにするSEOサービスを提供する。
アイ・ブロードキャストは、同社が開発した「snaprecFL」を使って、画像からFlashコンテンツをサーバ内で自動生成し、キャリアや端末に合った形で配信する。このため、既にある画像をつかってFlashコンテンツを生成できる。また、画像を拡大してもきれいに表示できる利点があるという。
料金は、ライセンス一括型の場合、初期費用は520万円から、月額費用は8万円から。ライセンスを月額払いで提供するSRP(Software Rental Program)型の場合、初期費用が30万円から、月額費用は33万円から。ASP型の場合は、初期費用20万円から、月額10万円から。ただしASP型の場合、モバイルSEOサービスは含まれていない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果