中小型株がメーンの独立系投資顧問会社であるスパークス・グループ株の上昇が話題となっている。株価は4月14日に値幅制限いっぱいとなるストップ高となり、3月23日以来の10万円回復となった。翌4月15日も値幅制限いっぱいまで買われ、3月23日に付けた直近高値を突破。これはチャート分析上で重要なポイントであり、長期間続いている下方トレンドからの脱却も期待される状況だ。
スパークス・グループ株の足元での急上昇は4月7日に開示された3月の月次概要が材料。月次運用資産残高は7239億円と、2月実績比較で5.9%の増加となった。同社の運用残高は株式市場の低迷を背景に減少が続いており、前月比での減少が2008年4月以降、連続していた。3月は株式市場が若干、復調の動きとなったことを受けて、1年ぶりに増加に転じている。
表面上は、月次動向の改善を評価する株価の動きだが、中小型株ウォッチャーの間でスパークス・グループ株は、通常の銘柄とは違う見方をされている。
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