それは株価の先見性。業務内容から見てわかるとおり、スパークス・グループの業績は株式市場との連動性が高い。株価はそれ以上に影響を受けやすく、中小型株市場の状況を如実に示し、全般相場を先導する傾向がある。東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均、大証ヘラクレス指数といった新興市場の指数よりも、株価指標しての信頼性が高いのだ。
スパークス・グループ株が上昇に転じ、上値のフシを突破してきたことは、新興市場全般にとっても非常に明るいシグナルだ。折しも、スパークス・グループ株が直近高値を突破してきた4月15日は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)運営のミクシィやネット広告とブログのサイバーエージェント、携帯電話組み込みソフトのACCESSなど、マザーズ市場の主力銘柄が一斉高に買われ、新興市場の雰囲気が好転していた。
光明が差してきたとはいえ、まだ全般市場に対しては悲観論の方が多くを占める状況に変わりはない。今回も新興市場の復活をスパークス・グループ株が先導するのか、期待を込めた眼差しを向ける市場関係者は多い。
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