東芝、REGZAに新製品12モデル--ハイエンドZシリーズを強化

加納恵(編集部)2009年04月07日 19時03分

 東芝は4月7日、液晶テレビ「REGZA」において、5シリーズ12モデルを発表した。ハイエンドモデルとなるZシリーズを「ZX」「ZH」「Z」と3シリーズ展開へ強化したほか、録画モデルの「H」、エントリーモデルの「A」をラインアップする。4月下旬から順次発売される。価格はオープン。

 ZX、ZH、Zと3シリーズへと強化されたZシリーズは、全機種にUSBハードディスク(HDD)を接続すると2番組同時録画が実現する「おでかけW録」機能を内蔵。地上デジタル+地上デジタル、地上デジタル+BSデジタルなど、録画の組み合わせは自由で、ダブル録画中は録画している番組もしくは、録画済み番組の再生が視聴できるとのことだ。

 また、通常の倍速駆動に加えエリア分割してバックライトを点滅させる「Wスキャン倍速」を搭載。バックライトを消灯させることにより、前の映像をシャットアウトさせ残像を効果的に減らせるという。

 Zシリーズの最高峰となるZXシリーズは、55型と46型の2サイズを用意。REGZA初となるLEDバックライトを搭載した。LEDには白色タイプを採用しており、バックライトコントロールLSIを新開発することで、ダイナミックコントラスト200万対1を実現するとのこと。

 パネルには「フルHDクリアパネル」を使用し、明所コントラストを約30%向上させたという。USB/LAN HDD録画に対応する。

  • 55ZX8000(55型 店頭想定価格:60万円前後 7月上旬発売)
  • 46ZX8000(46型 店頭想定価格:50万円前後 6月下旬発売)

 ZHシリーズは300Gバイトの内蔵HDDと、USB/LAN HDDを備えた録画対応。ZシリーズはZHから内蔵HDDを省いた製品内容となっている。

  • 55ZH8000(55型 店頭想定価格:50万円前後 5月中旬発売)
  • 47ZH8000(47型 店頭想定価格:40万円前後 5月上旬発売)
  • 47Z8000(47型 店頭想定価格:37万円前後 5月上旬発売)
  • 42Z8000(42型 店頭想定価格:32万円前後 4月25日発売)
  • 37Z8000(37型 店頭想定価格:27万円前後 5月中旬発売)

 Hシリーズは、32型、37型、42型の3サイズ展開となる。300Gバイトの内蔵HDDのほか、USB/LAN HDD接続にも対応する。バックライトには発効効率の良い蛍光管を搭載しており、新型フィルムと合わせることで、消費電力を抑える省エネ液晶モデルとなる。

 また、すでに発表されているエントリーのAシリーズには、32型と26型モデルが追加された。

  • 42H8000(42型 店頭想定価格:30万円前後 5月下旬発売)
  • 37H8000(37型 店頭想定価格:25万円前後 6月上旬発売)
  • 32H8000(32型 店頭想定価格:18万円前後 5月下旬発売)
  • 32A8000(32型 店頭想定価格:12万円前後 4月25日発売)
  • 26A8000(26型 店頭想定価格:11万円前後 4月25日発売)

 東芝では今回の新製品発表より、計6シリーズ22機種を揃えた。

REGZA新シリーズ REGZA新シリーズ

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