東芝は4月7日、液晶テレビ「REGZA」において、5シリーズ12モデルを発表した。ハイエンドモデルとなるZシリーズを「ZX」「ZH」「Z」と3シリーズ展開へ強化したほか、録画モデルの「H」、エントリーモデルの「A」をラインアップする。4月下旬から順次発売される。価格はオープン。
ZX、ZH、Zと3シリーズへと強化されたZシリーズは、全機種にUSBハードディスク(HDD)を接続すると2番組同時録画が実現する「おでかけW録」機能を内蔵。地上デジタル+地上デジタル、地上デジタル+BSデジタルなど、録画の組み合わせは自由で、ダブル録画中は録画している番組もしくは、録画済み番組の再生が視聴できるとのことだ。
また、通常の倍速駆動に加えエリア分割してバックライトを点滅させる「Wスキャン倍速」を搭載。バックライトを消灯させることにより、前の映像をシャットアウトさせ残像を効果的に減らせるという。
Zシリーズの最高峰となるZXシリーズは、55型と46型の2サイズを用意。REGZA初となるLEDバックライトを搭載した。LEDには白色タイプを採用しており、バックライトコントロールLSIを新開発することで、ダイナミックコントラスト200万対1を実現するとのこと。
パネルには「フルHDクリアパネル」を使用し、明所コントラストを約30%向上させたという。USB/LAN HDD録画に対応する。
ZHシリーズは300Gバイトの内蔵HDDと、USB/LAN HDDを備えた録画対応。ZシリーズはZHから内蔵HDDを省いた製品内容となっている。
Hシリーズは、32型、37型、42型の3サイズ展開となる。300Gバイトの内蔵HDDのほか、USB/LAN HDD接続にも対応する。バックライトには発効効率の良い蛍光管を搭載しており、新型フィルムと合わせることで、消費電力を抑える省エネ液晶モデルとなる。
また、すでに発表されているエントリーのAシリーズには、32型と26型モデルが追加された。
東芝では今回の新製品発表より、計6シリーズ22機種を揃えた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス