総務省は4月6日、地上アナログ放送の終了に伴う問題点や課題などを検証するリハーサル実施地域を発表した。
総務省によるリハーサルは、地上アナログ放送の終了に伴い想定される、諸課題の抽出や必要な対応を検討するため2009年度内の実施が予定されている。同省が2008年12月に各地方自治体に実施した調査の結果、5市町村が協力の意向を示したという。
その後、総務省では3月に「アナログ放送終了リハーサル推進委員会」を設置。協力可能の意向を示した地方公共団体の中から検討した結果、リハーサルの実施地域には石川県珠洲市が選ばれた。
今後リハーサル地域では、2010年7月よりも早い段階で、アナログ放送を一時的に終了する措置がとられ、アナログ放送の完全終了にあたって生じる課題を抽出し、対策の検討が続けられるという。
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