4月2日、ソケッツが東証マザーズ市場へ新規上場した。初値は公開価格4400円を81%上回る8000円と、市場予想を大幅に上回った。
ソケッツは3月5日に「ソケッツが東証マザーズ市場へ新規上場--初値は公開価格を81%上回る8000円に」で取り上げたとおり、2009年度初の新規上場(IPO)として上場前から市場の注目を集めていた銘柄。2008年末にIPOしたpaperboy&co.以来のネット、モバイル関連銘柄でもあった。
ネット、モバイル関連銘柄は成長イメージの強さからIPOマーケットで人気になるケースが多い。加えて、2009年はここまで7社が新規上場したが、ソケッツを除くと製薬会社など景気動向の影響を受けにくい、いわゆるディフェンシブ銘柄が中心だった。成長性が武器の攻撃的な銘柄を好む投資家が多いIPOマーケットは消化不足が続いていた。
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