広告主がGoogleを相手取り、「AdWords」システムで支払いに同意していた1日の予算を超える広告に課金されたとして起こした訴訟で、Googleが和解に合意した。
MediaPostによると、この和解に基づき、訴状に名前が記載されている原告2名はそれぞれ2万ドルを受けとり、他のマーケッターは広告クレジットを得る。また、Googleは原告の弁護団に500万ドル以上を支払うことに同意したという。
2005年にカリフォルニア州サンタクララ郡の高等裁判所で起こされたこの訴訟は、ミネソタ州の印刷会社CLRB Hanson Industriesとニュージャージー州在住のHoward Stern氏(同姓同名のラジオパーソナリティーとは何の関係もない)が原告となった。訴状は、AdWordsの1日の予算限度の内容について、Googleによる説明が不正確だと主張していた。
Googleの広報担当者はこの和解について次のようにコメントしている。「Googleは、本訴訟の主張は実体がないものだと確信しているが、この訴訟を終結させ、われわれの事業目標を推進させられることを喜んでいる」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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