綜合警備保障(ALSOK)は、出入管理システムとPCのセキュリティソフトを連携させた入退―PC連携システム「GateSync」を4月1日より販売する。
同社が販売している出入管理システム「ゲートコントロールシステムGTACS」、および、PC用セキュリティソフトは「ALSOK PCACS」または「Smart Onシリーズ」が対応している。なお、連携システムは北陸日本電気ソフトウェア製を採用している。
このシステムを導入すると、入室口、入館口に取り付けられた出入管理リーダーにICカードをタッチしない限り、PCの利用ができなくなる。このため、入場権限のある人に続いて、一緒に入場してしまった人がPCを操作することを防げる。また、PCを不正に持ち出しても操作できなくなるため、情報流出対策にも効果があるという。
さらに、入館記録がより正確になることから、労務管理にも活用できるとのこと。具体的な入室、PC管理策として活用できるため、外部監査などにおいて自社のセキュリティレベルをアピールできるとしている。
ALSOKはこれまで、建物、室内への侵入や出入りなどを管理する物理セキュリティを得意としてきた。今後はITに関するセキュリティにまで踏み込み、物理セキュリティとITセキュリティを融合させたトータルセキュリティソリューションを展開する計画だ。
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