TISは、日本版SOX法(J-SOX)への対応が2年目を迎える上場企業などに向けたサービス「内部統制評価効率化支援ソリューション」を4月1日より提供する。コンサルティング、アウトソーシング、ITシステム構築の3種類で構成される。
J-SOX対応の初年度を終えた企業がプロジェクトチームの解散や縮小、コンサルティング会社とのアドバイザリー契約終了などによって、内部統制の評価業務に関するリソースが不足していたり、景気悪化によってコスト削減を迫られていたりすることから、今回のサービス提供に至った。内部統制評価の業務を標準化し、日常業務の一環として定着させるようにするという。
まずコンサルティングサービスとして、評価の見直しや、効率的な運用へのアドバイスなどをする。このほか、評価計画の策定、評価作業などの実作業をTISの内部監査スタッフが請け負うアウトソーシングサービス、評価支援ツールやIT基盤の構築などをするITシステムサービスも提供する。
料金は個別見積もりとなる。TISでは今後3年間で100社に展開していくことを目標としている。
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