大塚商会は3月25日、情報共有ASPサービス「アルファオフィス キャビネット版」を4月28日より開始すると発表した。製造業や建設業などで利用される図面データや写真、画像などの大容量ファイルを共有できるサービスだ。
製造業や建設業などでは、各地の設計部門や外注業者などとの間で、多数のCAD図面データが共有されている。これらのデータは大容量ものが多いため、CD-ROMや紙図面に出力して郵送でやり取りされている。このため、郵送にかかる時間や郵送費のコスト増が課題となっていた。
大塚商会は提供するホスティングサービス「アルファメールプレミア」において、共有データを格納するフォルダの作成や、共有データのウイルスチェックなどを利用できるようにした。また、誰がどのような操作をしたかというアクセス履歴の確認や、アルファオフィスに接続するIPアドレスの制限なども可能。ホスティングサービスを基盤としているため、独自ドメインの取得やホームページの作成、メールの利用もできるという。
アルファオフィス キャビネット版を利用するには、アルファメールプレミアの契約が必要となる。利用料金は10人までの利用で月額7800円から。すでに月額6800円のアルファメールプレミアを利用しているユーザーに対しては、月額1000円のオプション(10人までの利用)として提供する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス