社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は3月24日、2009年2月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は1920億円で、前年同月比14.6%減と5カ月連続のマイナスとなった。
2月のカラーテレビ全体(ブラウン管+10型以上の液晶+プラズマ)では前年同月比13.6%増の81万3000台となり、2桁成長を維持した。台数ベースの構成比は、10型以上の液晶が89.3%、プラズマが9.9%、ブラウン管は0.8%となった。10型以上の液晶カラーテレビの出荷台数は前年同月比17.4%増の72万6000台と好調だ。また、プラズマテレビも同15.6%増の8万台と伸びており、43型以下がプラズマテレビ全体の7割以上を占めている。
DVDビデオは前年同月比42%減の20万9000台と大きく落ち込んだ。特にDVD録再機の落ち込みが激しい。次世代光ディスクレコーダー/プレーヤーは同157.1%増の15万台と引き続き好調に推移しており、DVDビデオと次世代光ディスクを合わせた光ディスク市場全体の、42%を数量ベースで占めている。
デジタルオーディオプレーヤーは前年同月比6.2%の38万8000台で、3カ月連続のプラスとなった。このうちフラッシュメモリを使用するタイプは全体の94%となる36万6000台であった。Hi-Fiスピーカーシステムは同52.4%増の3万7000台と依然として好調だ。
カーナビゲーションシステムは同29.0%減の27万4000台となり、5カ月連続のマイナスであった。ETC車載ユニットは同42.0%増の144万7000台と大幅に伸びている。
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