特許侵害でMicrosoftから訴えられていたオランダのGPS端末メーカーTomTomが、逆にMicrosoftに対する特許侵害訴訟を提起した。
TomTomは米国時間3月16日、バージニア州東地区連邦地方裁判所にMicrosoftに対する反訴を提起した。TomTomは、Microsoftの地図ソフトウェア「Microsoft Streets and Trips」がTomTomのカーナビゲーションソフトウェア関連特許4件を侵害していると主張している。
Microsoftの弁護士であるHoracio Gutierrez氏は声明で、同社はまだTomTomの訴状を検討している最中だと述べている。
「1年以上前から継続しているように、われわれはこれからもライセンスに関するソリューションに取り組み続けていく。しかし、ワシントン州西地区連邦地方裁判所と米国際貿易委員会(ITC)に行った申し立てについては引き続き押し進めていく」(Gutierrez氏)
Microsoftは2月末に8件の特許侵害でTomTomを提訴した。この訴訟は、LinuxカーネルはMicrosoftの特許を侵害しているというMicrosoftの長年の主張が初めて訴状に盛り込まれた点で注目された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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