無償ペイントソフト「PictBear」にPNGライブラリの脆弱性、対応最新版が公開

 フェンリルは3月19日、ペイントソフトの最新版「PictBear 2.0正式版」をリリースした。PictBearは、代表取締役社長の柏木泰幸氏が個人的に開発、提供していたもの。

 今回、このソフトのPNGライブラリに脆弱性が発見されたことから、これを修正した。また、新機能も追加したという。無償でダウンロードすることが可能だ。

 PictBearは、レイヤー機能などを備えたペイントソフト。開発キットやサンプルプログラムが付属するため、プログラミングができるユーザーは、新たにフィルタを開発することもできる。

 新バージョンでは、タブ切り替え表示により複数ドキュメントの同時作成が可能になった。また、プラグインを追加することでGIFやJPEG 2000などの新たな画像フォーマットにも対応する。Windows Vista以降のOSでもスクリプトが使えるようになっている。

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