Microsoftが、ソフトウェアライセンス料を最大25%引き下げた。
同社のウェブサイトMicrosoft Incentivesに掲載された通知によると、同社は、SQL ServerやSharePointなどの同社製ソフトウェアと、クライアントアクセスライセンスのバンドル製品などの料金を引き下げたという。
「Simplify and Save」というプロモーションでは、2件以上の既存ライセンス契約をOpen Value契約にまとめると15%を割り引く。割り引きは、3年ライセンス契約の全期間にわたり適用される。
また、Exchange Server、Office Communications Server、SQL Server、Office SharePoint Server、Visual Studio、Office Projectなどの同社製ソフトウェアのライセンス料とSoftware Assurance料金を15%〜25%割り引くプロモーションも発表された。
Microsoftのライセンス契約の中には自社ソフトウェアの適切なライセンスを維持しアップグレードとプロモーションの対象とするためにMicrosoft Software Assuranceなどの枠組みの採用を条件とするものがあり、アプリケーションの運用コストをパソコン1台あたり年間英100ポンド程度押し上げていると業界では推計している。
こうした特定製品のライセンス料割り引きは今回が初めてではなく、Microsoft Office Project Assurance Packの25%割り引きのほか、Microsoft Project Server 2007にも同様の例がある。
Freeform DynamicsのアナリストTony Lock氏は、特別サービスについてのMicrosoftの情報提供は不十分だという。「利用者にとっては朗報なのに、広く情報提供されていない。Software Assuranceはさほど認知されていないから、Microsoftのかなりのソフトウェアが対象になると思われるこのサービスは広く知らせるべきだ」
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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