「ノートン360」の最新版は危険なサイトを事前に警告、PCの起動を高速化

 シマンテックは3月6日、オールインワン型セキュリティソリューションの最新バージョン「ノートン360バージョン3.0」を発表した。ダウンロード版はシマンテックストアで同日より、パッケージ版は3月19日より全国の店頭で販売を開始する。

 同社の「ノートン2009」シリーズの機能を踏襲し、平均インストール時間は約1分、使用メモリは10Mバイト未満と軽量化した。

ノートン360バージョン3.0 ノートン360バージョン3.0

 新たに搭載された「ノートン セーフウェブ」は、リンク先のサイトの安全性を評価するもの。この機能が「安全でない」と認識したサイトの60%は、ユーザーがファイルのダウンロードやインストールをしなくても、ユーザーのPCに感染する可能性のある脅威を含んでいるという。

 このほか、Windows Explorer のインターフェースでデータのバックアップを管理できる「ノートンバックアップドライブ」も備えた。ファイルのバックアップ先は、USBフラッシュドライブ、iPod、CD/DVD、Blu-rayメディア、セキュアオンラインストレージなど、複数の場所を選択できる。

 また、PC の起動時間を長くしてしまう不必要なプログラムをオフにしたり、PCを起動後、数分遅れて特定のプログラムを起動できるようにする「起動マネージャー」も搭載している。

 標準パッケージの価格は、シマンテックストアで購入できるダウンロード版が8480円。店頭での小売価格はオープンとなっている。いずれも1年間の無償更新サービスを含み、最大3台のPCにインストールできる。なお、標準パッケージには2Gバイトのセキュアオンラインストレージが付属しており、オンラインストレージを追加で購入することも可能だとしている。

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