シマンテックは3月6日、オールインワン型のセキュリティソリューションの最新バージョン「ノートン 360 バージョン 2.0」を発表した。最新バージョンでは、同社が特許申請中のブラウザ保護技術が搭載され、ドライブバイダウンロードなど「インターネット・エクスプローラー」の脆弱性を悪用する新種または未知の脅威からユーザーを保護する。
また、個々のファイルやフォルダを右クリックで指定することでマニュアルスキャンを実行したり、タスク終了後にコンピュータをシャットダウンさせる設定を行えるようになった。さらに、フィッシング対策とウェブ認証機能が「Firefox」にも対応した。インターネットブラウザのクリーンアップ機能も利用可能。ツールバーも強化され、サイズ変更や非表示に対応した。
バックアップにおいても、Windowsエクスプローラーとの緊密な連携が可能となり、ユーザーはWindows エクスプローラー上からバックアップ状況を把握できる。バックアップ済みの項目とそうでない項目は、アイコンで簡単に見分けることができ、ファイルの右クリックでファイルをバックアップリストに追加できるようになっている。
ノートン360 バージョン 2.0標準版は同社のオンラインストア「シマンテックストア」において同日より発売され、3月28日からは全国の店頭でも販売される。製品には1年間の無償更新サービスが付属し、最大3台のパソコンにインストールできる。また、2GBのオンラインストレージも付属している。
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