セキュアブレインは3月6日、企業向けのSaaS型セキュリティサービス「gredセキュリティサービス」の販売を開始したと発表した。ウェブ解析機能とファイル解析機能の2つのサービスをSaaS型で提供する。
ウェブ解析機能では、SQLインジェクションなどによる自社ウェブサイトの不正な改ざんがないかどうかを、ライセンスに応じて1日あたり4回/8回/24回の頻度で確認する。問題が検知されると、その内容をアラートメールで管理者に通知する。万一ウェブサイトが改ざんされた場合には、「ただいまメンテナンス中です」と表示された安全なページへ自動的に切り替える。
ファイル解析機能では、自社ネットワークで見つかった不審なファイルを解析して、詳細なレポートを数分で生成する。解析したファイルがマルウェアの場合は駆除ツールを提供する。また、管理コンソールから過去の解析結果を取得することも可能だ。
なお、gredセキュリティサービスの利用者には、「gred証明書」が提供される。この証明ロゴを自社のウェブサイトに表示することで、gredセキュリティサービスによって守られている検証結果を表示できる。
サービス提供価格は年額36万円から。ソフトバンクBB、ライセンスオンライン、日立情報システムズ、CSK-ITマネジメント、ケイ・ジー・ティーといった同社の販売パートナーから販売される。
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