料理レシピは「PC版のレシピサイト」で6割

アイシェア rTYPE リサーチ2009年03月06日 12時52分

 料理の際に参考となるレシピがさまざまなメディアで提供されている昨今だが、実際のところどのように利用されているのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー男女456名の回答を集計した。

 どのくらいの頻度で料理をするか聞いたところ、「頻繁にする」30.3%、「たまにする」38.2%で、自分で料理をしている人は全体の68.4%。女性では半数以上が「頻繁にする」と答え、料理をする人が85.0%にのぼる一方、男性では「まったく料理しない」が46.1%と、男女間の差が目立った。また年代別では、「頻繁に」料理している人は20代の18.9%に対し40代では38.9%と、年代が上がるほど高い割合となった。

 「頻繁に」または「たまに」料理をすると答えた312人に、「料理を作るときレシピを見ることがあるか」聞くと、「頻繁に見る」が21.5%、「たまに見る」が66.3%と90%近くがレシピを参考にすることがあるとしており、「まったく見ない」は12.2%だった。

 女性では25.4%が「頻繁に見る」と回答、「たまに見る」を合わせると実に91.2%がレシピを見ていた。男性に比べ、料理頻度の高い女性のほうがレシピを参考にする比率が高い点が目に付いた。年代別では「頻繁に見る」と答えた20代が39.5%いたのに対し、40代では16.2%で、若い年代ほどレシピを見ているようだ。

 「頻繁に」または「たまに」レシピを見ると答えた274人に、「どのようなときにレシピを見るか」複数回答形式で答えてもらったところ、「作ったことがない料理のとき」が最も多く82.1%、次いで「作りなれていない料理のとき」が64.6%、「メニューに困ったとき」が43.4%、「違うアレンジを探したいとき」が35.0%、以下「食材があまったとき」「完璧に仕上げたい料理のとき」が20%台で続いた。

 男女別に見ると、男性では「作ったことがない料理のとき」「作りなれていない料理のとき」に票が集中しているのに対し、女性では「メニューに困ったとき」が55.8%、「違うアレンジを探したいとき」が43.0%と3位以下にも票が多く集まった。女性は料理の作り方を知る以外に、ひと工夫のアイディアを得るためのツールとしてもレシピを活用しているようだ。

 また20代では「作ったことがない料理のとき」が91.5%にのぼり、40代とは約10ポイントの開きがある。男性および若い年代ほどレシピを参考に新しい料理のレパートリーを増やそうとする傾向が見られた。

 続いて最も参考にしているレシピを聞いたところ、「レシピサイト(PC版)」が47.1%で性別、年代別を問わずトップ。特に男性で58.7%、20代と 40代で半数以上と高比率だった。

 次いで「レシピ本」が34.3%。しかし、男性と40代では20%台にとどまり、本を参考にする層は女性と20代・30 代が中心だということがうかがえた。以下、「雑誌」「スーパーやデパートに置いてあるレシピ」「テレビ」と続いたが、いずれも少人数にとどまった。

最も参考にしているレシピ

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

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