ソニーは3月2日、リモコンにFeliCaポートを搭載した「BRAVIA W5/F5」シリーズを発表した。リモコン操作だけでEdyやeLIOなどの電子決済が可能になる。発売は4月24日から。価格はオープンとなる。
W5シリーズは40型、46型、52型の3サイズ、F5シリーズは32型、40型、46型の3サイズで、計6機種がラインアップされる。いずれも4倍速(32型は倍速駆動)動画表示を採用した。
FeliCaポートは同梱の「おき楽リモコン」下部に標準装備され、対応カードや携帯電話をかざすことで、電子決済ができるという仕組み。ソニーでは「今までカード番号の入力が面倒だったり、セキュリティ面が心配だったりしたユーザーに向けて、簡単・安心な購入決済をサポートできる」と利用シーンを想定している。
全機種ともに、テレビ向けネットサービス「アクトビラ ビデオ・フル」に対応しているため、有料コンテンツの購入などに利用して欲しいとのこと。これに合わせアクトビラでは、4月初旬から電子マネー決済サービスを開始する予定だ。
W5シリーズは、地上、BS、110度CSデジタル×2、地上アナログ×1を搭載したダブルチューナータイプ。F5シリーズは地上、BS、110度CSデジタル×1、地上アナログ×1を搭載したシングルチューナータイプとなる。
家庭内LANを介して、他の機器に保存されたコンテンツを別の部屋で視聴できる「ソニールームリンク」機能や周辺機器の操作がおき楽リモコンのボタンでできる「ブラビアリンク」など、リンク機能も充実。電源オフ時の電力をほぼ0Wに抑える「省エネスイッチ」など環境性能も備える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス