グーグル、「Shared Stuff」とモバイル広告用「AdWords Business Pages」の提供を中止へ

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2009年02月26日 11時54分
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 一定基準を満たさないプロジェクトを中止し、経営のスリム化を進めるGoogle。そんな同社の新たな方向性が見えてきた。今回、見直しの対象になったのはShared Stuffと、モバイル広告用の「AdWords Business Pages」である。

 Shared Stuffは、ウェブリンク、ビデオ、「Knol」記事をウェブで公開し、友人と共有するサービス。同サービスのページには「本サービスは2009年3月30日を過ぎると使えなくなる。今後、ビデオを共有するにはYouTubeビデオの下に表示される『この動画を共有』リンクを使っていただきたい。またウェブサイトやリンクを友人と共有したい場合は、Google Siteを作成することをお勧めする」と書かれている。

 Googleは声明で、Shared Stuffの提供を中止する理由について「利用者がとても少なかった。その代わり、利用者は電子メールや、YouTubeをはじめとするウェブサイトなど、ほかの共有サービスのリンクを使ってコンテンツをシェアしていることが分かった」と述べる。

 Google Operating Systemブログは今回の変更を見つけ、他に利用すべきサービスについて有用なアドバイスをしている。

 もう1つ、中止の標的にされたのがモバイル広告用の「AdWords Business Pages」である。広告主はこのサービスを利用して、モバイル端末向け広告を作成し、グーグルに無料でホスティングしてもらうことが可能だった。同サービスは2007年に発表された。

 Tim Cohn氏によると、AdWordsアカウントに、次のような中止の通知が表示されたという。「モバイル広告用AdWords Business Pagesの提供を取り止める。最初のステップとして、3月23日を過ぎたらモバイル用Business Pagesが編集できなくなる。必要な変更は事前に済ませて欲しい」

 同サービスが対象にしていたのは、モバイル広告をWAPブラウザ対応の携帯電話に表示させる場合のみだった。Googleは声明で「WAP対応携帯電話に向けたBusiness Pagesのサポートは中止するが、今後もモバイルプラットフォームの新しいマーケティングチャンスにフォーカスする」と述べている。

 不況に端を発する経済的圧迫に直面し、Googleは「Dodgeball」のような小規模プロジェクトのほか、ラジオや印刷媒体向け広告などの注目を浴びたサービスを中止している。また同社は人材採用数も大きく絞り、非正規社員を削減し、さらには新規プロジェクトを厳しく見直している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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