給与振込などで指定されて開設した以外に自分の意志で開設した金融機関の口座について、20代から50代を中心とした男女484名の回答を集計した。
自分の意志で作った口座が「ある」としたのは92.8%にのぼり、20代で85.5%とやや低めだったほかは、いずれの年代も9割以上が「ある」と答えた。
現在利用している金融機関を選んだ理由を複数回答で聞いたところ、1位は52.8%で「インターネットで操作できるから」、2位は「ATMが多いから(49.7%)」で、3位の「引き出し・振込手数料が安いから(40.3%)」と、4位の「金利が高いから(11.1%)」との間には29.2%の差があった。また、その他の回答では「家・職場から近いから」「キャラクターが好きだから」「大手・有名だから」との意見が複数見られた。
他の金融機関で新しい口座を開設したいと思うかでは「現状に満足しているのでいらない」が56.1%を占めたが、「利用している金融機関より魅力的なところがあれば開設したい」も39.0%あり、「新規開設を検討している」の3.6%を合わせると、40%以上に開設意向があると予想される。特に、30代では46.4%が「魅力的なところがあれば開設したい」と、新規開設に積極的な考えが見られた。
インターネットバンキングやコンビニATMが普及し、引き出しや振り込みの手数料などは、金融機関によって様々なサービスが行われている。すでにいくつかの口座を持っていても、現状より魅力的なサービスがあれば、新規開設の余地はありそうだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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