インターネットを通じてリアルタイムに通話やチャットができるSkypeやインスタントメッセンジャー。利用者はどのように使っているのか、また利用経験がない人はどのような利用方法に興味があるのだろうか。意識調査を行い、20代から40代を中心とするネットユーザー男女443名の回答を集計した。
Skypeやインスタントメッセンジャーを利用したことがあるか?との問いには、全体の50.1%が「利用したことがある」と回答。年代別では若い年代ほど高く、20代の64.4%は40代を20ポイント以上上回る結果に。
利用経験者に利用頻度について聞くと、「頻繁に利用する」が13.5%、「たまに利用する」が37.8%で、合わせて51.4%が『現在も利用している』と回答。年代別では若い年代ほど高く、20代の63.2%は40代より約20ポイント高い割合となった。
利用経験者に使い方を複数回答形式で聞くと、全体では「友人・知人との連絡用」が73.9%と圧倒的に高く、性別・年代問わずトップ。2位は「インターネットで知り合った人との連絡用」で38.3%、3位は「離れた家族との連絡用(18.0%)」と続いた。
利用経験者にどのような機能を使ったことがあるか複数回答形式で聞いたところ、「チャット」が全体の85.6%で最も多く、「ファイルのやり取り(51.4%)」「音声通話(46.8%)」という順位に。
利用方法別に見ると、「チャット」はすべての利用方法において高い割合となったが、「ファイルのやり取り」は「恋人との連絡用」で82.6%、「音声通話」は「クライアントとの連絡用」で88.9%、「ビデオ通話」は「離れた家族との連絡用」で50.0%と、利用方法によってよく使われる機能が異なるようだ。
一方、利用未経験者に、もし利用するとしたらどのように利用したいかを複数回答形式で聞くと、「友人・知人との連絡用」が全体の59.3%で性別・年代問わずトップとなった。以下「離れた家族との連絡用(25.3%)」「インターネットで知り合った人との連絡用(20.4%)」と続き、他は10%に満たなかった。
利用未経験者に、もし利用するならどのような機能を使いたいと思うか複数回答形式で聞いたところ、「音声通話(40.3%)」がトップ、以下「チャット(35.7%)」「ファイルのやり取り(35.3%)」がわずかな差で続いた。
希望する利用方法別に見ると、「音声通話」は「離れた家族との連絡用」で66.1%、「チャット」は「インターネットで知り合った人との連絡用」で64.4%、「ファイルのやり取り」は「クライアントとの連絡用」で72.7%、「ビデオ通話」は「恋人との連絡用」で57.1%と、希望する利用方法によっても使いたい機能が異なる結果となった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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