不況で、居酒屋など飲食店では飲まず、自宅でお酒を楽しむ“宅飲み”が増えていると言う。ネットユーザーの実態はどうなのか?今回は「予算」と「メリット」について、20代から40代を中心とする男女488名のうち、「誰かとお酒を飲むことがある」とした304名の回答を集計した。
宅飲みの予算は決めるかとの問いには、全体では「決めずに購入する」が56.6%と最も多く、「1,000円〜2,000円」が14.5%、「500円〜1,000円」が13.5%、500円以下とする回答と合わせると22.7%が1,000円までとした。
さほど男女差は見られなかったが、年代別では、20代の28.9%が予算を1,000円までと回答。他年代に比べ低予算で宅飲みを行っているようだ。
宅飲みのメリットを複数回答形式で聞くと、最も多かったのは性別、年代を問わず「時間を気にしなくてもよい」で全体の77.3%。2位は「楽な服装・姿勢でくつろげる」62.5%、3位は「安価で飲める」59.9%で、以下「まわりに気をつかわなくてもよい(49.3%)」「好きな食べ物・飲み物を組み合わせることができる(49.0%)」「終電を気にしなくてもよい(37.2%)」と続いた。
男女別に見ると、ほぼすべての項目で女性が男性よりも高ポイントとなっており、特に「楽な服装・姿勢でくつろげる」は女性72.3%と、男性を約18ポイントも上回った。
年代別では、40代はすべての項目で他の年代より低く、30代は「楽な服装・姿勢でくつろげる」が66.2%で他の年代より約10ポイント高い。20代はほとんどの項目で他の年代を上回り、特に「安価で飲める」71.1%、「まわりに気をつかわなくてもよい」68.4%が他の年代より13ポイント以上高いのが特徴的だった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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