IBMは米国時間2月11日、同社のソフトウェアを「Amazon Web Services」を通じて配信する計画を発表した。IBMのこの動きは、同社のソフトウェアをクラウドへと展開していくことを目的としたものである。
IBMは同社の顧客やサードパーティーの開発者に対して、Amazonの「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」を利用することで、同社のソフトウェアを従量制による課金方式で提供する予定である。
これによって、ユーザーはIBMの「DB2」「Informix Dynamic Server」「WebSphere Portal」「Lotus Web Content Management」「WebSphere sMash」、Novellの「SUSE Linux」といったソフトウェアにアクセスできるようになる。
またIBMは、開発者が試作アプリケーションを迅速に開発できるようにするために、開発やテストの目的で使用できる「Amazon Machine Images」を無償で提供する予定である。
IBMは3月中に同社のソフトウェアをEC2ベータで提供する予定にしており、価格については後日発表するとしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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