撮影した写真からお菓子の種類を判断する際には、クレメンテックの画像認識技術「M4」サービスが使われている。写真をメールで送ると、システム内にあらかじめ登録してある複数の画像や写真からマッチした結果をメールで返信するというもの。お菓子の箱が傾いていたり、よじれている画像でも高い確率で認識するという。
写真からモバイルへの誘導は2次元バーコードが有名だが、「M4」はバーコードのように印刷する頼る必要がなく被写体から直接誘導することが可能だ。スパイスボックスとクレメンテックはこの技術を応用し、商品パッケージや看板の画像から関連する商品サイトへ誘導をするなど、リアルからモバイルメディアへの連携企画などを推進する。
スパイスボックスのラボ部門「スパイスボックスラボラトリ 」では菓写メ以外にも、顏写真で“モテ度”を診断するモバイル向けサービス「フェイス女学園」などを提供している。今後は、パートナー企業や大学の研究機関などとともに音声認識や角度認識など最新のインターフェーステクノロジを使った新しいサービスや広告的手法の開発に取り組んでいくという。
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