「不況の影響で家にいる時間増えた」2割

アイシェア rTYPE リサーチ2009年02月05日 10時27分

 不況が続く昨今、レジャー費節約のため「巣ごもり」する人が増えたといわれる。家にいる時間が長くなることで、部屋の模様替え等への関心は高まっているのだろうか?意識調査を行い、20代から40代を中心とするネットユーザー男女437名の回答を集計した。

 不況の影響で家にいる時間は増えたかとの問いには「変わらない」とした人が79.4%を占めたが、「増えた」も18.3%で、30代では21.2%と2割を超えた。

 部屋の模様替えをしたくなるのはどんなときか複数回答形式で聞くと、全体では「片付けのついでに」が49.7%と最も多く、2位は「気分転換したいとき(40.0%)」。以下、「収納スペースを増やしたくなったとき(38.7%)」、「家具など大きなものを購入したとき(32.5%)」と続いた。

「不況の影響で家にいる時間増えた」2割

 男女別に見ると、男性では「家具など大きなものを購入したとき」が34.9%と女性を上回っている点が目立ち、女性は「収納スペースを増やしたくなったとき」が47.1%と高く、「やらなくてはいけないことからの現実逃避」も17.8%と2割近くにのぼった点が注目される。

 模様替えの際、購入するとしたら何が欲しいかを聞いたところ、「収納グッズ」が全体の52.9%で性別・年代問わずトップ。以下「カーテン(30.0%)」、「ソファ・ベッドなどの大型家具(23.6%)」、「カーペット(23.1%)」、「照明器具(22.7%)」と続いた。

 男女別に見ると、男性は「ソファ・ベッドなどの大型家具」が28.8%で女性を11ポイント上回るが、他のほとんどの項目、特に「カーテン」、「カーペット」など、ファブリック関連商品で女性が男性より高ポイントとなっており、性別で欲しいものの違いがはっきりと表れた。

 購入するものでこだわりたいポイントは、全体では「使いやすさ」65.0%、「デザイン」63.6%がトップ2となり、以下「色(48.1%)」、「安価であること(38.7%)」、「サイズ(38.4%)」といった順。不況で節約する人は多いが、インテリアへのこだわりは安価であることより「使いやすさ」「デザイン」「色」の方が高ポイントとなった。

 模様替えしたくなったときに何を参考にするかとの問いには、1位が「インテリア雑誌」で29.1%、2位は「通販雑誌」24.9%、3位は「インテリアサイト」「その他インターネット」が同率24.5%。

 上位4つは男女別では、「その他インターネット」のみ男性が29.7%で女性を約11ポイント上回ったが、他の項目は女性の割合が高く、女性の模様替えに対する関心の高さが表れた結果となった。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]