ソフトバンクモバイルとイー・モバイルが回線の貸し借りについて協議をしているという報道が2月3日になされた。これについて両社は「ノーコメント」と口を閉ざしている。
日本経済新聞は、ソフトバンクモバイルがイー・モバイルから回線を借りて定額制のデータ通信サービスを提供するほか、イー・モバイルがソフトバンクモバイルの回線を借りることで交渉していると報道している。
これについてイー・モバイル広報部では「交渉しているかも含めノーコメント」と話す。また、ソフトバンクモバイルも「ノーコメント」とした。
PCと接続できる定額制データ通信サービスはNTTドコモ、au、イー・モバイル、ウィルコムなど主要キャリアが提供しているが、ソフトバンクモバイルでは回線負担などの問題から見送っていた。2月26日からはモバイルWiMAXを利用して、UQコミュニケーションズが定額データサービスを提供する計画だ。
また、イー・モバイルは現在、エリア外の25県についてNTTドコモとローミング契約を結んでいる。同社の人口カバー率は3月末で90%に達する見込みだ。
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