携帯電話会社で携帯電話メーカーでもあるT-Mobileの来るべき「T-Mobile G2」をめぐっては、憶測が飛び交い、いささか食傷気味である。正式に何らかの発表がなされるまで、この気持ちを抱えねばならないだろう。しかし、T-Mobile G1の後継機種が発表される可能性は高く、T-Mobileによってほぼ確認されたといってもいいだろう。
Fierce Wirelessのインタビューで、T-Mobileのエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントNeville Ray氏は、新たな3G対応スマートフォンと「Google Android」搭載デバイスを2009年にリリースする予定であることを明らかにした。同氏は「2009年は多くのHSPA対応スマートフォンを目にすることになるだろう。当社はGシリーズ携帯電話などの新製品をさらに投入していく」と述べた。さらに、同社は数週間あるいは数カ月以内に「データカード」製品を発表する予定であるとも述べた。
T-Mobileは、すでに米国市場での顧客獲得で苦戦しているが、今回また厳しい競争に直面するであろう。2008年に最初に発売され、また市場でただ1つのAndroid搭載スマートフォンだったG1と違い、2009年はAndroid搭載携帯電話の発売を予定している携帯電話メーカーや携帯電話会社が多く存在している。この中には、Motorola、Sony Ericsson、Garmin、Sprintが含まれている。T-Mobileにとっては気にかかる状況だが、Android搭載携帯電話を待ち望むユーザーには朗報である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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