海賊版Vistaと「自動認証ツール」をセット販売していた男性が逮捕

 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、北海道警生活経済課、生活安全特別捜査隊と厚別署は1月29日、オンライン上のショッピングカートサービスを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた福岡市の51歳無職男性を著作権法違反の疑いで逮捕した。

 男性は、2008年9月8日頃から10月17日頃までの間前後3回に渡って、Microsoft が著作権を持つ「Microsoft Windows Vista Ultimate Service Pack 1 対応版」を権利者に無断で複製し、DVD-R計3枚を東京都の男性など2人に販売していた。

 男性は、真正品のソフトウェアを購入し、海賊版を作成するための「マスター」として使っていた。ソフトウェアを使用するのに必要となる個別番号「インストールID」を生成する自動認証ツールなどを海外のウェブサイトから入手し、一部商品とセットにして販売していたと供述しているという。

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