MS、海賊版製品の販売者を12カ国で提訴--「Blue Edition」などに要注意

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年12月05日 15時33分

 ソフトウェアを購入しようと思っている人は要注意。「Microsoft Office」の「Blue Edition」などというものは存在しない。

 これは、オンラインオークションで利用されている最新の手口だ。Officeの技術者向けバージョンかなにかを装い、シリアル番号やプロダクトアクティベーションなどのMicrosoftの海賊版対策技術を利用しないというものだ。しかし、実際には、同社ソフトウェアの海賊版を覆い隠しているだけであるとMicrosoftは説明している。

 Microsoftの上級弁護士を務めるMatt Lundy氏は、「このプログラムは完全な偽造品だ」と述べる。「消費者を混乱させ、だますための海賊版販売者の策略にすぎない」(Lundy氏)

Microsoftは、Officeのこのいわゆる「Blue Edition」をただの安価な海賊版コピーに過ぎないと述べている。問題は、同ソフトウェアがオークションサイトを通じてよく売れているということである。
提供:Microsoft

 Microsoftは、Blue Editionの販売者らに加え、そのほかの巧妙な手口を使う販売者らを相手取り、12カ国で63件の訴訟を起こしているという。これには、今週米国で起訴された訴訟も含まれる。

 Blue Editionの販売者らのほか、Microsoftは、「Windows XP」の偽造コピー版を中国から直接米国に出荷していたニュージーランドの海賊版販売者も対象している。

 「これは、この問題のグローバルな性質を浮き彫りにしている」とLundy氏は言う。海賊版の「Windows Vista」も時にはあるが、Windows XPはいまだに、海賊版が最も多く出回っているバージョンという。

 訴訟の対象になっている一部の販売者が製品を販売する場所は、eBayが多かった。だが、MicrosoftはeBayを非難しているのではないという。

 「海賊行為の責任は海賊版販売者にある。オンラインマーケットプレイスはどこも、悪用されやすい」(Lundy氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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