2月3日は節分の日。節分といえば「鬼は外、福は内!」と豆まきをするのはあまりに有名だが、関西では古くから「恵方巻」を食べる習慣がある。
最近では、全国のコンビニエンスストアで販売されている「恵方巻」だが、どのくらい浸透しているのだろうか?20代から40代を中心とするネットユーザーに対して意識調査を実施。男女413名の回答を集計した。
回答者の居住地域は「関東」が45.3%(187名)、「関西」が20.8%(86名)、その他の地域が 33.9%(140名)。
「恵方巻を知らない」とした人は7.3%で、認知度は90%以上。全国的に広まったのはここ数年だが、居住地域に関わらずほとんどの人が知っていた。また、年代差はほとんど見られなかったが、性別では男性がやや低く9割を割り込んだ。「食べる」とした人は全体の39.7%。性別で見ると認知度と同様に女性の方が高く、男性32.4%に対し、47.7%と半数近くを占めた。
地域別に見ると、恵方巻の発祥の地である「関西」では68.6%が「食べる」と回答。「中国・四国」も「食べる」が55.6%と半数を超えたが、他は30%前後で「関東」では30.5%。最も低かったのは「北海道・東北」の24.4%だった。
一方、「食べない」とした人は「関西」「中国・四国」以外では60%ほどで、「関東」では60.4%。「知っているが食べない」人が過半数という結果となった。
「食べる」と答えた人に食べ方を聞いたところ、「吉方位を向いて、一言も口をきかず、太巻きを丸ごと食べる」をすべて実践するとしたのが51.8%。「吉方位を向いて食べる」が25.6%で、「一言も口をきかず」「太巻きを丸ごと食べる」と「すべて実践する」を合わせた8割の人が、いずれか一つは決まりを守って食べているようだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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