NTTドコモは1月22日、CO2排出量削減の取り組みである「ICTエコロジープロジェクト」の一環として、検証用データセンターの「立川ICTエコロジーセンター」を自社で構築し、2月より実用化検証を実施すると発表した。
立川ICTエコロジーセンターは、同社の商用ネットワークで導入予定のサーバ、空調設備、電力設備などの通信設備を使って構築する。省エネルギー最先端技術と組み合わせて、検証環境で50%のCO2排出量削減を目指すという。
なお、この実用化検証は、グループ全体の省エネルギー化を進める「NTTグループ・エコロジー・プログラム21」に沿って、NTTファシリティーズと共同で行う。
今後は、直流対応ICT機器の導入、ICT機器と空調設備の連係制御による省エネルギー化技術、ICT機器の消費電力制御技術など、最先端技術の実用化検証を継続的に行い、iモードセンターおよび社内系システムに適用していくとのことだ。
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